本 江戸前の素顔

Category : 最近読んだ本
久々の本ねたです、本は毎日読んでいて紹介したい本もたくさん有ったのだけど
今回はこの一冊「江戸前の素顔」藤井克彦著

s-DSC03195.jpg

釣りのキーワードで訪ねてくれる人もいらっさるのでこの本を紹介します。

作者の藤井さんは深川生まれの釣りジャーナリスト、「釣り情報」や

一時期愛読していた「磯・投げ情報」の編集長をなさった方です。

江戸前の原風景を知る作者が、食文化から、釣りや漁法など江戸前の全てを語った楽しい本です。

作者の定義する江戸前は行徳の旧江戸川河口と多摩川河口を結んだ範囲ですが

そこはもう埋め立てられて今は航路しか残っていません。

私たちが遊んだ袖ヶ浦から富津は作者の定義する江戸前からは外れて東京湾ですが

作者が懐かしむ昭和30年ごろから比べると東京湾はものすごくきれいになっていて

この本では絶滅した生物達と私たちは遊んでいました。

遊んでいたと書いたのは現在私が袖ヶ浦を離れて、海岸遊び仲間の「サヨサヨ水産」から距離を置かざるを得ないからで

今も「サヨサヨ水産の連中は現在の江戸前といっても良いところで海岸遊びをしているでしょう。

この本に書かれている食や釣りや海岸遊びは今も一部のマニアにより守られています

興味がある方はサヨサヨ水産でぐぐって見てください。

人を呪わば穴一つ

Category : 最近読んだ本
なにやら恐ろしいタイトルです。

岩井三四二「はて面妖」

001_20121013155815.jpg

なぜこの本を紹介するか、たくさんの本を読んできましたがはじめてわが故郷に関する小説に出会ったから。

短編集の最終章「人を呪わば穴一つ」のなかに田舎館八郎が津軽為信の近習として、主役として書かれているから。驚いたのなんの、我が村の殿が書かれた小説は始めて、それも主役ときた。

田舎館、「館」なので城主とまではいかないが土豪として活躍していたんですね、そうなると私が生まれ育った前田屋敷の前田様のことが気になりますが、いままでこの件に触れた書物には出会ったことが無い。

話は変わるが青春時代をすごした黒石市は当時黒石藩であり、殿は釣り好きで出世など望まず日本最初の釣りマニュアル本を書いた人なのだ、日本最古といわれる平安時代の貴族が遠島になって持ってきた釣竿も残っている。

また、黒石藩は米沢藩と親戚関係にありそのつながりで赤穂浪士で有名な吉良上野介とも遠縁にあたり、忠臣蔵事件前後も吉良様を応援していた。
本とはかけ離れた話になってしまったが故郷つながりで書いてみました。

たった独りの引き揚げ隊

Category : 最近読んだ本
夏には戦争のことを忘れないように戦争関連の本を読むことにしている。
いずれも考えさせらるる本が多い中、これは私が出合った本の中で久々の傑作だと思う。

石村博子、サブタイトル「10歳の少年、満州1000キロを征く」

002_20120826154948.jpg


 

→続きを読む

戦争の本

Category : 最近読んだ本
 
志願した少年達は「人間機雷」部隊に配属された。
志願させられた・・・・・
志願するように仕向けられた・・・・
志願せずにはいられなかった・・・・

狂気の時代

阿井文瓶 「伏龍」

001_20120804131140.jpg

潜水服に酸素ボンベを背負って海底に潜み、竹竿の先に装着した機雷でアメリカの上陸用選定を迎え撃つ(後付から)

数々あった特効兵器、どれも狂気の沙汰だったが、15、16の少年達に人間機雷を押し付けた軍部の狂気。



夏は戦争の本を読むことにしている、我が国は狂気に向かって突っ走りやすい性質の国だと思う、そんなことを忘れないため、誰かに語るため。

気の聞いた書店なら、夏には戦争コーナーが作ってある、皆さんもぜひてにとって読んで、過去にどんな過ちを起こしたか忘れないようにして欲しい。
 

むこうだんばら亭

Category : 最近読んだ本
 
最近の帰宅通勤電車内ではもっぱら時代小説を読むことが多くなった。
約50分の乗車で読む短編集にはまっている。

乙川優三郎 「むこうだんばら亭」

s-DSC00201.jpg

銚子でにぎわう酒亭、そこに集う寄る辺なき人々、貧困ゆえに堕ちていく女達。

人生の瀬戸際でなおたくましく生きる市井の男女を、乙川の長いセンテンス

が優しく描く。

夜明けの橋

Category : 最近読んだ本

北重人の本は初めてだった。

s-003_20120606201303.jpg

江戸開府時期、市井に生きる人々の人生を、運命への挑戦を身近に書いた傑作でした。

藤沢周平と同じ山形出身の作家、藤沢を目指したかどうかは定かではないが

藤沢とは少し違う。


残念ながら、北重人は亡くなり、新作は望むべくもない。

残された作品を一通り呼んでみようと思った。

本 生きさせろ!

Category : 最近読んだ本

タイトルどおり、ショッキングな内容でした。

s-001_20120526154320.jpg

派遣社員やフリーターをめぐる、すさまじいまでの生きづらさ。
急増する若年ホームレス。

新宿で働く私は実感しています、若いホームレスの増加、女性ホームレスの増加。

企業に使い捨てられることの厳しい現実、政治の無責任さ、子供達の将来が心配でならない。

白きたおやかな峰

Category : 最近読んだ本

s-001_20120425201611.jpg

どくとるまんぼうさんが、昨年亡くなっていたことすら知らなかった。

どくとるの本ははじめて読みました、山岳小説は好きで結構読んだけど
これはさすがプロが書いた本で別格ですね。
カラコラムに遠征したのも知らなかった、行って見たくなる描写でした。

三島由紀夫が題名について文句をつけたそうだが、私はこの題名がとてもよいと思う。

かばん屋の相続

Category : 最近読んだ本
池井戸 潤 作

s-004_20120419194054.jpg

久々の現代経済小説、なにやら実際にあったか番屋の件を想像させるが

そこは全く違う。

この作家の本ははじめて読んだが文句なく面白い、一気にファンになってしまった。

最近は帰りの電車でのみ読書をするので、短編集ばかり読んでいる。

50ページほどの短編だと、ちょうど帰りの車中で読みきれるのだ。

しかし、池井戸の作品は長編に素晴らしいものが多いらしい

旅に出て読もう、そうだもうすぐ帰省するから、新幹線のお供の第一候補にしよう。

なまくら

Category : 最近読んだ本

吉橋道夫 「なまくら」

s-001_20120310105708.jpg

幕末から維新の時、苛烈な運命にもてあそばれ、時には道を誤りながらも

振り返り、まっとうに生きようとする少年達。

とても爽やかな読後感。

子供達に読んで欲しい一冊。
プロフィール

浜風

Author:浜風
単身赴任男

全国どこでも行ったりきたり、多趣味なおっさんがジョージ・クルーニめざして日々楽しんでいます(笑)

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター
検索フォーム
リンク